映えない一人旅

時代に反して ”映えない一人旅” をしております

私の海外旅行遍歴

最初の海外旅行は小学生のとき家族で行ったバリ島でした。

その後、高校生で母・姉と3人でロンドン。

大学時代に研修旅行で韓国とアメリ東海岸、友達とハワイ。

社会人になってからは、同期や地元の友達と旅行にいったこともありましたが、

2008年以降はほぼ一人旅(現地の友達を訪ねる旅を含む)です。

 

今まで行った国と街は以下の通り!!

 

【アジア・オセアニア

1.インドネシア(バリ島)

2.オーストラリア(シドニータスマニア

3.韓国(ソウル、安東、慶州)

4.シンガポール

5.台湾(台北九份

6.フィリピン(セブ島

 

アメリカ】

7.カナダ(バンフ・バンクーバー

8.米国(オアフ島ワシントンD.C.、ボストン、NY)


【ヨーロッパ】

9.アイルランド(ダブリン)

10.英国(ロンドン、マンチェスター、ブライトン、レイ)

11.イタリア(ローマ、フィレンツェ、ミラノ、チンクエテッレ、ベニス、

   ボローニャ

12.エストニア(タリン)

13.オランダ(アムステルダム

14.スイス(グリンデルワルト)

15.スペイン(マドリードバルセロナセビリアグラナダ、マラガ)

16.チェコプラハ

17.デンマークコペンハーゲン

18.ドイツ(ミュンヘン、ベルリン、ドルトムントゲルゼンキルヘン、ケルン)

19.フィンランドヘルシンキ、サーリセルカ、ロヴァニエミ)

20.フランス(パリ)

21.ベルギー(ブリュッセル、ゲント、ブルージュ

22.ポーランドワルシャワクラクフ

23.マルタ

24.ラトビア(リガ)

25.リトアニア(シャウレイ)

 

1回の旅行で数か国訪れたこともあるし、1つの国に何回も行っている場合もあります。

特に韓国は友達が住んでいたし、2000年代初め頃は週末に3万円くらいで行けたので、頻繁に行っていました。

 

こうやって書き出してみると、国名や都市名は思い出せるけど、それぞれの思い出がごっちゃになって何年に行ったかという記憶が飛んでいるものだなぁと…

特にヨーロッパ方面に行くことが多いのですが、シェンゲン協定が締結されてからは域内の移動が自由なため、パスポートを見ても最初に入国した国と最後に出国した国でしかスタンプが押されず、移動履歴がわからないんですよね。

 

パスポートにスタンプがたまっていくのが嬉しかったから、ちょっと寂しいポイントでもある…

一人旅を始めたきっかけ

 

あれは確か2008年・・・

雑誌で見かけたアンティーク雑貨や文房具に惹かれてどうしてもチェコに行きたかった私は、前年の夏休みに一緒にパリに行った同期とは何となく疎遠になってしまっていたし、社外の友達とは予定が合わないし、どうしたものかと悩んでいた。

 

そこで私の予定に合わせてくれそうな時間の沢山ある人・・・、仕事を辞めて休職中だった姉に「〇月〇日~○月×日までプラハに行こうよ!」と声をかけたら、二つ返事でOKをもらえた。

 

当時毎日のように夜遅くまで残業し疲れ切っていた私にとって、大学時代にバックパッカー経験があり自分より旅慣れた姉が、旅行の予約を率先して進めてくれたことにとても助けられた。観光地とかレストランとか、きっと良さそうなとこ調べて連れて行ってくれるだろう!!と・・・

 

そしていよいよ出発1週間前。

仕事中に姉からのメール。旅行のスケジュールでも送ってくれたのかと思い、メールを開いて心臓がギュっと締め付けられた。

 

メールには以下のようなことが書いてあった。

 ・就職面接の予定が入ったので行けなくなった

 ・旅行会社へは1名キャンセルと連絡済

 ・キャンセル料と1名様用の追加料金は自分(姉)が負担する

 ・バウチャーやチケットもあんた(私)の家に送るよう手配したから一人で楽しんで!

 

もう私には一人で行くという選択肢しか残されていなかった・・・

すでにバックパッカーとして一人旅経験のある姉は、私が「一人じゃ行けない!」「一人になるなら私もキャンセルする!」と言い出すことなど想定していなかったのだ。

 

こうして出発前日まで残業に追われ、心の準備も旅の準備もろくに出来ないまま、初めての海外一人旅に出かけることになったのである・・・。

 

ちなみに当時はガラケーだったし、街中にWi-Fiが飛んでいることもなかった。

パッケージツアーで泊まるホテルも目ぼしい観光地も、行きの飛行機の中で旅行ガイドから探し出し、赤ペンで地図に丸をつけた。現地での移動も、ガイドに載っている路線図と、簡単な乗り方の案内文だけが頼りだった。

 

Googleマップに頼り切っている今、当時のような状況で旅が出来る自信はない・・・

あの頃の自分の勇気を素直に褒めたい!!そう思う。

 

そして無事に帰ってこれた私は、翌年の夏休みも、その翌年も、一人で海外旅行に行くようになったのである。

 

    

 

 

ところで、映えない一人旅とは・・・?

SNSを見てると、めちゃめちゃお洒落な服着て映えスポットで写真を撮っている人の写真が目に入ります。

 

それらを見ていると、旅行とは映えるもの!自分もこういう旅をしなくてはならない!と無意識に感じてしまうのではないでしょうか。

・・・感じませんか!?私は今でも感じることがあります。

 

特にいつも一人行動が多い私は、「一緒に行く人がいないわけじゃない!」「予定が合わないから一人で行くだけ!」「一人でも楽しんでいる!」と周りから何も言われていないのに、勝手に心の中で一人行動に対する言い訳を考えてしまっています。

 

でも本当は、「あれをしなきゃ、あれを食べなきゃ、あそこに行かなきゃ、みんなに楽しんでいると思ってもらわなきゃ、羨ましいと思ってもらわなきゃ・・・!!」と映えを気にして気負いすぎる必要はないはずなんです。

 

そこで私の考える "映えない一人旅" とは何なのか・・・

 ・現地の人と交流しなくったって良い

 ・ナイトスポットでハメ外さなくても良い

 ・ネタになるようなトラブルが起こらなくても良い

 ・自分が写っている写真が1枚もなくたって良い

 ・毎食お洒落なカフェやレストランで食事しなくても良い

 ・荷物になるから服は最小限、機能性重視でお洒落は二の次で良い

 

もちろん現地の人との交流を避けてるわけではないし、夜しか出来ないことがあれば夜の街へ繰り出します。

でもそれが毎回起こるとは限らないし、無理して積極的に求めることもありません。

 

”映えない一人旅”=つまらない旅 と、言葉だけだとちょっとネガティブなイメージを持たせてしまうかもしれませんが、そうではなく、もっと自由に気楽に行きたいところに行けば良いじゃない!そんな想いを込めています。

 

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2019.10 in Helsinki

 

ブログに挑戦します!

あるときから一人行動が得意になりました。

コロナ前は一人海外旅行、コロナ禍では様子を見ながら一人国内旅行を楽しんでいます。

 

SNSで見るようなキラキラ映え映えの旅ではないけれど

一人で地味に知らない街をフラフラするのも楽しいじゃない!

 

たまに(常に?)孤独を感じながらそう自分に言い聞かせています。

 

一緒に行く人がいないから…

社会人になってみんなと予定を合わせるのが難しいから…

一人だと周りの目が気になるから…

 

そんな理由で行きたいとこに行くことを諦めていた人に

少しでも参考になれば…!と思いブログに挑戦することにしました。

よろしくお願いします。